LB Serviceとは

コンフリクト・マネジメントサービスを通して、皆さんが笑顔になるお手伝いをさせて頂いております。

 
 

コンフリクトとは

コンフリクト(対立)は、タスクコンフリクトとリレーションシップコンフリクトの二つのタイプに分けることができます。タスクコンフリクトとは、条件の対立と認知の対立の2つ。リレーションシップコンフリクトとは、感情の対立の一つ。ここでは、ビジネスシチュエーションとご家族やプライベートでのコンフリクトを想定して記載しています。

条件の対立とは、立場や役割の違いから生じる対立となります。会社の機能として、営業、マーケティング、開発、サプライチェーン等の部署があり、商品を発売する為には多くの人が関わっています。其々の部署はその部署の立場で意見を述べますので、例えばコスト、品質、安全、納期などのトピックで対立が生まれることがあります。

もう一つの例は、上司と部下との対立です。立場の違いで見解や考え方が違うので対立が生まれることがあります。

認知の対立とは、戦略や方針に対する思考、価値観の違いなどから生じる対立となります。例えば、会社というのは、ビジネスゴールを全社員で共有し、それに向かって各々が業務を行っているわけですが、解釈は各々により様々であり「理想―現実」、「印象―事実」の違いで意見の対立が発生することも考えられます。

もう一つの例は、業務上責任での理解の違いがコンフリクトの引き金になる場合があるということです。例えば、従業員の離職率が高いという現実があったとします。採用は人事、トレーニングは其々の部署ということになる場合が多いかと思いますが、退職者が多くなれば、再度採用をかけることで人事も部署も負荷が多くなります。そこからくるストレスもあると思いますが、責任の押し付け合いということでコンフリクトが発生する場合があります。

リレーションシップコンフリクトは、「感情」が要因となります。

感情の対立とは、イライラする、腹が立つ、誰誰のことが嫌いだといった感情の対立になります。このステージは、多くの場合、タスクコンフリクトで解決できなかったという経験から移行していくと考えられます。関係性が長くなればなる程(特にご家族やプライベートで関係性がある方)、この感情の対立ステージに行き着いている傾向があります。

 

①ビジネスケース

A. 従業員間 例) 上司ー部下、チームメイト同士、
B. チーム間 例) ご自身の所属されているチームと他のチーム、部門間
※医療関連と調停を前提としたケース以外

感情が妨げになり問題解決が進まない場合、日米において企業業務経験があるメディエータ―による第三者介入によりフェアで新たな視点からの提案で相手への尊重の重要さの再認識と目標達成を目指します。

②家庭・ご近所ケース

A.家族  例) 夫婦間、親と子、子供同士、親戚ーご自身のご家族
B.ご近所 例) ご近所ーご自身のご家族
※調停を前提としたケース以外

ご家庭の問題は非常にセンシティブであり、気軽に相談することができずに抱え込まれている方は多いと言われています。家族という一番知り合っている間柄がゆえに、腹を割って話すことが難しく、すれ違いが多い関係になり得ます。第三者介入によりフェアで新たな視点で相手への尊重の重要さの再認識と目標達成を目指します。

 

コンフリクトマネジメントーメディエーションとは

メディエーション(仲介)とは、コンフリクト(対立)のマイナス面をコントロールし、コミュニケーションの活性化やWin-Win等のプラス面を活用することであり、メディエーター(仲介人)はそのコミュニケーションをリードする者です。コンフリクトのある関係者同士が、設定した目標に向かい前向きなコミュニケーションを進める為に重要な点は、問題をフェアにハンドルできる第三者であるメディエーターを介入させることです。コンフリクトマネジメントを進める上で当事者同士、若しくは関係性の近い身近な方を入れてコンフリクトを解消させようとする場合、客観的に判断することが困難な場合が散見されます。理由は、知っているが故に無意識バイアスが働く場合があるからです。そういった状況を避ける為にメディエーターを入れ、コンフリクトに関わる両者間でパワーバランスに差がある場合には同等にするように努め、Win-Winとなるゴール設定をし、コミュニケーションを進める上でどちらも同等の発言機会が得られるようにマネジメントする等、両者にとってフェアなコミュニケーション機会を作り出し、設定したゴールを実現するようにお手伝いします。

コンフリクトマネジメントは、下記のステップを踏んでいきます。

1. コンフリクトの根本的要素の分析・把握(ヒアリング)
2. 仲介人を介したコミュニケーションでゴールの設定
3. 協力してゴールを目指す

 
 
 

LB Serviceに込めた想い

 

日常的にエッセンシャルオイルを使っているのですが、エッセンシャルオイルには其々のオイルの香りに心理作用があるとされています。

中でもラベンダーは「癒し、自己表現」、ブラックパインは「乗り越える、明るい未来」という意味があります。サービスを通してこの二つの心理作用が影響してコンフリクトフリーになり、クライアントの皆様には笑顔になる機会を増やしていってほしい、自分を今まで以上に受け入れて愛してほしいという想いがあります。

LB ServiceのLはラベンダー(Lavender)、Bはブラックパインの(Black Pine)の頭文字から取り、ラブ サービスと読みます。

 

ご挨拶

生きていれば様々なことが起きますよね。嬉しいことも悲しいことも。悲しいことが起きると、重いエネルギーが支配して、パワーが猛烈に消耗していきます。鏡に映るあなたの表情は、強張っている。その時の感情は、怒り、悲しみ、不安、孤独、無力感、自己否定等、、、。その現象が、もしあなたの大切な人との間で起きてしまったら、あなたはどうしますか?

重い感情に耐えかねてその場から逃げ出して、時期が来たら解決しようと考えることもできます。でも、時間が長く経つと修復は難しくなってしまうでしょう。若しくは、泣きながらでも歯を食いしばって、自分にとって価値のある関係を更に強固なものにする良いチャンスと考えることもできます。

言うは易く行うは難しですが、私も今まで多くの人がコンフリクトに置かれた状況を見てきましたし、個人的にも経験してきましたので、あなたの痛みを理解することができます。コンフリクトが起きることは自然な現象だから恥ずかしい事なんてないですし、一人で悩みを抱え込む必要なんてないんです。もし助けを求められるなら、助けを求めて下さい。

コンフリクトが解消されている途中から解決した時、あなたはきっと欠乏欲求や成長欲求が高まり自分を取り戻し、未来に希望が持てるようになっていると思います。その時に出る笑顔を私は見させて頂きたいと思います。一緒にあなたの大切な方との関係を強くさせて頂く、お手伝いをさせて頂ければと思います。

 

メディエーター プロフィール

レイ 知子

日本で大学卒業後、フォーチュン500 米系外資系企業にてリーダーシッププログラム終了後、英系外資系企業にて人事担当。アメリカ オレゴン州ポートランド州立大学コンフリクトレゾリューション修士課程終了後、アメリカにて企業人事を経て、現職に至る。現在、アメリカに拠点を置き、オンラインにてメディエーションやコンフリクトマネジメントに関するサービスを提供している。

家族は、夫と息子。
趣味は、ベーキング、ガーデニング、掃除、旅行、不動産リサーチ。

Certificates (Issued by Graduate Program in Conflict Resolution, Portland State University):

・Advanced Mediation (2013)
・Negotiation and Mediation (2012)

 
 

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