-Special- ロシアによるウクライナ侵略におけるコンフリクトから学ぶべきこと

こんにちは。LB Serviceを主催しているレイ 知子です。LB Serviceにアクセスして頂き、ありがとうございます。

このブログでは、今世界で起きているウクライナとロシアとの戦争から考える 『ロシアによるウクライナ侵略におけるコンフリクトから学ぶべきこと』をトピックとして取り上げていきたと思います。お付き合い頂けると嬉しいです。

ウクライナとロシアの間で起きているコンフリクトが、ここまで大きな惨事になるとどれだけの人が想像していたでしょうか。

テンションが高くなり始めた2021年年末頃からメディアでも、このコンフリクトに関して特集を組み始めた為、多くの方が関心を持つ切っ掛けとなったと思います。只、戦略・侵略範囲はいくつか予想が出ていたものの、ロシアに対する制裁に関しては、いずれも過去のロシアの侵略に対する諸外国からの対応から考えて、今回もそれ程大きなものにはならないという話が大勢でした。

実際には、戦時期間、ロシアによる侵略計画・範囲、ウクライナからのメッセージ等の総合的な判断から、世界の大勢はウクライナを支持するものになりました。その結果、戦争が始まって数日でロシア及びロシア国民に対して非常に大きなインパクトのある経済制裁を掛けることになりました。

今回のコンフリクトには、仲裁国が入らずに戦争へ突入し、更に継続戦闘が起きています。戦時が始まってからトルコが仲裁を申し出たり、ウクライナから中国に対して仲介の依頼をしています。また、ウクライナ大統領であるゼレンスキー氏は、ロシア大統領であるプーチン氏と直接対話のみがこの戦争を終わらせる道であるとコメントしています。いずれも現段階では実現していません。

今までポストさせて頂いたブログを読んで下さった皆さんは、ご理解頂けると思いますが、コンフリクトは大きさに関わらず、早めに仲介のステップ(対話を設ける為)を踏むことにより、問題がエスカレートする速度、問題の深刻度を抑止することができる訳です。

コンフリクトというのは、対立や争いと日本語では訳されます。どのレベルのコンフリクト(個人間~国家間)であったとしても、詰まる所、人と人との緊張関係が引き起こすことになります。なぜなら、人には感情があり、己の考え方があるからです。

制御できなかった感情、客観的に対応できなかった感情は、大きな代償を支払う結果になる場合があります。今回のウクライナとロシアとの戦争は、日本人の私達からすると日常生活からはあまりにもかけ離れていて想像しにくい部分、現地で現実に起きていることを全て理解する事は困難です。しかし、ロシアの軍事行動において、どれ程の対価を支払うことになったかという事は、私達は目撃しています。国に対する制裁、結果的にはロシア国民が直接的な経済的、精神的なインパクトを被ることになります。

今回のコンフリクトから見る個人間、若しくは組織間でのコンフリクトでの学びは、3つあると思います。

1. コンフリクトは、早い段階で対話を通して解決していく努力をし、行動・感情レベルが負の極地に行き着かない対応する必要がある。

2. コンフリクトをどのような理由であったとしてもハンドルできない場合には、メディエーターを介して状況改善できる道を模索する必要がある。

3. (コンフリクト解決できなかった場合に自分以外に影響を与える場合)コンフリクトが改善されないことで、どのような争うの代償が、影響範囲がどの程度になるのかを考える必要がある。

コンフリクトは何が切っ掛けになるか分かりませんが、突然、気持ちの火がもやもやと立ち上がってしまう事もあります。コンフリクトがある人とポジティブな関係になりたい、モヤモヤした気分がコンフリクトが原因であれば、解決する為にご自身で切っ掛けをつくることが難しいことも多くあります。何か糸口を掴みたい、そんな時はご連絡下さい。

コンフリクトでお悩みの方は、初回30分のご相談は無料でさせて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

次回のブログは、「文化的慣例/習わし/考え方がコンフリクトを助長する」です。

今日も皆様の一日が、笑顔で終われる良い一日でありますように!

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