社会構造、育った環境、学んだ内容

こんにちは。LB Serviceを主催しているレイ 知子です。LB Serviceにアクセスして頂き、ありがとうございます。

このブログでは、コンフリクトが起こる大きな要因である『文化的慣例/習わし/考え方』をトピックとして取り上げていきたと思います。お付き合い頂けると嬉しいです。

文化的慣例や習わしは、個人の考え方に大きく影響を与えます。どういうことかというと、社会構造、育った環境、学んだ内容が物事をどのように捉えるか、思考に大きな影響を与えるという事です。例を混ぜながら、少し見ていきましょう。                                                         

社会構造(社会的認識・常識・傾向):

- 男性・女性優位社会: 政界における比率、ビジネスのマネジメント層における比率、理系の進学率比率などで差が大きく出る傾向。

- マイノリティーに対する対応: 性的指向や性自認、国籍、肌の色等においてバイアスが掛かる傾向のある風潮。

- 学歴至上主義: 最終学歴及び出身校で選別を掛ける風潮。

- 企業勤務は個人事業主になるよりも利点が多い。

など、、、

 

育った環境:

- 圧倒的権力主義: 親と子の間に大きなパワーギャップがあり、親からの指示が全て若しくは多くの部分の子供の行動を支配する。若しくは、夫婦間、兄弟間で大きなパワーバランスの差があることが明らかであり、日常的に圧力が心理的に影響するような状況など、、、

 

学んだ内容:

- 歴史学習や道徳等の一般教養に関する知識に関して、バイヤス無く、特定の層の利益や見解を元にした教育など、、、

 

上記の内容のポイントとして考えて見て頂きたいことは、こういった概念は誰の利益になるか、真意を考えて頂きたいと思います。勿論、社会秩序や倫理ということに基づいて考えられたということは建前としてはあります。それ以上の何かがあるかということです。それが、家庭、コミュニティー、国家レベルにどのように影響しているかという事です。

今のご自身が、自分が経験したこと(良し悪しに関わらず)が、どのようにご自身の行動や感情にインパクトを与えているか。加えて、ご自身が経験したことが他人に対する行動や言動にどのように影響しているか考えてみましょう。

コンフリクトというのは、自身若しくは所属する組織が享受できるはずの権利や利益に何らかのネガティブな影響が出る場合に発生します。もしご自身が不利だと思われる状況が上記にあるような社会構造、育った環境、学んだ内容における常識や傾向によるものである場合、ご自身の幸せやバリューを阻害するのであれば無視することです。「~べきである」、「期待値は~である」、「~をしなければならない」、「これがあなたの通る道」、「成功するには、言う通りにしなさい」等というような言葉は、概念の植え付けに有効です。只、今の皆さんは選択するという権利があるので、こういった概念の呪縛からご自身のストレスを解放することができます。これにより、ストレスも軽減されると思いますし、それによりご自身が幸せになる為に何をすることを望むのか、ご自身にとってのバリューが何なのか、他人に求めること等の整理ができて、コンフリクト要因が減る可能性があります。

コンフリクトは何が切っ掛けになるか分かりませんが、突然、気持ちの火がもやもやと立ち上がってしまう事もあります。コンフリクトがある人とポジティブな関係になりたい、モヤモヤした気分がコンフリクトが原因であれば、解決する為にご自身で切っ掛けをつくることが難しいことも多くあります。何か糸口を掴みたい、そんな時はご連絡下さい。

コンフリクトでお悩みの方は、初回30分のご相談は無料でさせて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

次回のブログは、「好きな事と嫌いな事」です。

今日も皆様の一日が、笑顔で終われる良い一日でありますように!

Previous
Previous

呼吸と瞑想

Next
Next

-Special- ロシアによるウクライナ侵略におけるコンフリクトから学ぶべきこと