言葉の力

こんにちは。LB Serviceを主催しているレイ 知子です。LB Serviceにアクセスして頂き、ありがとうございます。

このブログでは、『言葉の力』をトピックとして取り上げていきたと思います。お付き合い頂けると嬉しいです。

言葉は、私達にとってなくてはならない存在ですよね。目、耳からインプットされ、口からアウトプットされます。一日誰にも会わなかったとしても、言葉だけは私達の生活の中にいつでもあります。

言葉には強い力が宿ると言われたり、言霊、言葉自体にパワーがあるということはよく言われることです。

声に出した言葉、ポジティブな言葉を発すると良い事が起こり、ネガティブな言葉を発すると心が引っ張られる事が起こるなど、現実の事象に何らかの影響が起きるという意味で認識されていることも多いかもしれません。

 実はこの事は、脳科学、認知科学や心理学の「プライミング効果」で説明ができます。プライミング効果とは、無意識のうちに過去に得た情報が、将来の判断に影響を与える現象のことを言います。

簡単な例を挙げると、10回クイズがあります。10回クイズとは、同じ言葉を早口で10回言い、質問に答えてもらうというものです。例えば、膝(ひざ)と10回言ってもらい、その後に肘(ひじ)を指してなんというか聞くというゲームです。ひじって言ってしまうことも多くの場合、ありますよね。これは、脳がトリックされてしまっているということなんです。

もう一つの例は、マーケティング手法として有効であるとされ、使われている状況設定テストです。これは正式な名前ではないのですが、ここではこのように呼びたいと思います。例えば、コスメ売り場でアンケート調査を実施し、そのアンケートで「化粧品を使うことで綺麗になりたいと思いますか?」というようなターゲット顧客の行動に関する質問を混ぜておき、アンケートの回答のお礼として化粧品サンプルや割引券を渡すことにより、購買結果に違いが出るという事です。結果としては、綺麗になりたいという情報が脳にインプットされて、購買というモチベーションに変わるという事なんです。つまり、言葉や状況によって脳をトリックさせることができるのです。

ポジティブな気持ちでいる為に、ポジティブな言葉を日常的に発することで脳をいい意味で騙すことにより、ご自身の気持ちも体調も上向き、平常心を保つことができるのです。ご自身の心地良い状況で、自分が嬉しくなったり、聞きたい言葉を独り言で話してみるのも良いと思います。 

こういった脳を意識的にトリックすることで、ポジティブな感情を作り出すことができるのです。コンフリクトの切っ掛けになる感情の不安定さを起こさない事、若しくは不安定さを助長することを是正できるのです。

それでも、コンフリクトは起こります。コンフリクトがある人とポジティブな関係になりたい、モヤモヤした気分がコンフリクトが原因であれば、解決する為にご自身で切っ掛けをつくることが難しいことも多くあります。何か糸口を掴みたい、そんな時はご連絡下さい。

コンフリクトでお悩みの方は、初回30分のご相談は無料でさせて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

次回のブログは、「愛すること/アンコンディショナル・ラブ」です。

今日も皆様の一日が、笑顔で終われる良い一日でありますように!

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